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VSCode Neovim を使ってみよう!

Neovim は、キーボード操作を中心にした効率的なテキスト編集ができるエディタです。マウスをほとんど使わず、ショートカットやコマンドで素早く編集作業ができます。

普段 VSCode しか使ったことがない方にとっては、最初は独特な操作感に戸惑うかもしれませんが、慣れると手をほとんどキーボードから離さずに編集できるため、作業効率が大きく向上します。

また、VSCode Neovim 使えば、普段の VSCode の環境のまま、簡単に Vim(Neovim)の操作感を試すことができます。

まず Neovim をインストールします。GitHub を参照してください。ちなみに、筆者は WSL2 + Ubuntu 22.04 を使っているのですが、apt で配布されているバージョンが VSCode Neovim の要件に足りなかったので、AppImage からインストールしました。

次に、VSCode Neovim を VSCode 上でインストールします。ボタン押すだけですね。インストールが終わったら、歯車マークから Settings に進みます。which nvim で neovim の実行ファイルのパスを取得して、Neovim Exectable Paths として指定します。また、

Terminal window
mkdir ~/.config/nvim
touch ~/.config/nvim/init.vim

で、空のファイルを作り、~/.config/nvim/init.vim を Neovim Init Vim Paths として指定します。WSL を使っている方は Use WSL にチェックを入れてください。これで完了です。

ここで 「Vim には色々なモードがあって、このモードでは…」のように Vim について説明してもいいのですが、それは多分 Zenn とか Qiita で探せば出てくるので、各自調べてみてください。その上で、Insert Mode から Normal Mode に切り替えるときに毎回 Esc を押すのは面倒なので、“jj” で切り替える方法だけ簡単に説明します。公式ドキュメント にも書いてあるのですが、まず Ctrl + Shift + P でコマンドパレットを開いて、そこから settings.json を開きます。そこに以下のように書けば、もう “jj” だけで Insert Mode を抜けることができます。

{
"vscode-neovim.compositeKeys": {
"jj": {
"command": "vscode-neovim.escape",
},
},
}

慣れないうちは、ストレスが溜まるかと思いますが、慣れればこれまで以上の開発スピードを手に入れることができます。それでは、快適な Vimmer ライフを!